何も契約内容を変更していないのに、前年と比べて保険料が上がったのはなぜですか?

  • バイク保険

次のようなケースにおいて、保険料が上がる場合があります。

1.保険料の仕組み

保険は、ご契約者が少額ずつ保険料を支払い、万が一の事故による高額な負担に備えて、お互いに支え合う仕組みであるため、「ご契約者からいただく保険料」は「お支払いする保険金や運営に必要な費用」に対して、不足が生じないように設定する必要があります。
そのため、事故件数の増加や物価上昇等の影響により、保険金や運営費等の増加が見込まれる場合は保険料を引き上げ、一方、減少が見込まれる場合は保険料を引き下げることがあります。

保険料の仕組みイメージ:「ご契約者からいただく保険料」は「お支払いする保険金や運営に必要な費用」に対して、不足が生じないように設定します。保険金等の増加が見込まれる場合は、保険料を引き上げることがあります。保険金等の減少が見込まれる場合は、保険料を引き下げることがあります。
保険料の仕組みイメージ:「ご契約者からいただく保険料」は「お支払いする保険金や運営に必要な費用」に対して、不足が生じないように設定します。保険金等の増加が見込まれる場合は、保険料を引き上げることがあります。保険金等の減少が見込まれる場合は、保険料を引き下げることがあります。

2.保険料が変わる理由

1)保険料水準の見直し

昨今の保険金支払いの増加や各種物価水準の上昇を踏まえ、事故の際に確実に保険金をお支払いできるよう、保険料水準の見直しを適宜実施させていただいております。
具体的には、以下のような要因により、保険金支払いが増加傾向にあります。

  • 社会全体の物価・作業コストが上昇していること
    (例:修理業者の人件費上昇、部品代の高額化など)
  • 事故相手方の車両の高度化に伴い、部品代や修理費が高騰していること
    (例:先進安全装置や電装部品の普及により、修理対応が高度かつ高額化など)

2)保険料を決定する各種要素項目における区分の変化・変更

保険料は主に次のような要素で決定しており、それぞれの区分ごとのリスクに応じて保険料が変動します。
また、適宜区分ごとの保険料の見直しを行っています。

①記名被保険者の年齢

記名被保険者について、「年齢が若い方々」と「高齢の方々」は事故を起こしやすい実態を踏まえ、保険料が高めの設定となっています。このため、年齢帯によっては、保険料が安くなる場合と高くなる場合の両方があります。

  • 用途車種が「原付」、もしくは運転者年齢限定特約が「全年齢補償」の契約は、年齢によらず一律の保険料となります。
記名被保険者の年齢による保険料の変化イメージ

②年間走行距離と使用目的

前年から走行距離が増減する場合等に保険料も増減することがあります。

走行距離による保険料の変化イメージ
目的別保険料の変化イメージ

③運転免許証の色

免許の色により保険料が変わる場合があります。

運転免許証の色による保険料の変化

④地域区分(ご契約のバイクの登録地)

バイクの車両番号等(ナンバープレート)の登録を行った都道府県にもとづく下記の地域区分によって、保険料が異なります。
引っ越しをされた場合などで、下記の地域区分間を移動する際は保険料が変わります。

  • 北海道
  • 東北
  • 関東・甲信越
  • 東海・北陸
  • 近畿・中国
  • 四国
  • 九州・沖縄

⑤ノンフリート等級と事故有係数適用期間

バイク保険は事故の回数やその内容に応じて、翌年の保険料が変わります。保険金をお支払いする事故(ノーカウント事故を除く)を起こされた場合には、保険料が高くなります。一方で、20等級のお客さまなど一部例外を除いて、事故がなかった場合には保険料は安くなります。

ノンフリート等級と事故有係数適用期間イメージ

3)各種割引の適用

以下の各種割引について、割引の適用対象外となった場合や割引額(割引率)の区分が変更になった場合には、保険料が高くなったり、安くなったりします。

<各種割引>

・インターネット契約割引 ・長期無事故割引 ・長期無事故割引プラス ・複数台割引

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